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済州島便り vol.029(2009/12/15)

周藤先生の講義

4. 人間の堕落(2)

周藤先生

 この一人の夫人のたった一度の出来心が、家族全体を不幸の中に突き落としてしまった事件。実はそれが人類の歴史において、最初の家庭で起こった事件でした。すなわち、創世記第3章に記録されているアダムとエバの失楽園の物語です。蛇に誘惑されたエバの中には、善悪知るの木の実を「取って食べてはならない!」という良心の叫びがあったはずです。 この夫婦の妻の心にもその誘惑に「負けてはいけない!」という叫びが無かったでしょうか。しかし、その理性の力に勝る情的な衝動が彼女を不倫の行動に駆り立てたのです。良心の声はそのまま神の声に通じます。これまで罪を犯して最終的に幸せになった人は一人もいません。多くの人の人生をめちゃめちゃにし、自分自身をも破滅させた出来事がどれほど多いでしょうか。それが人生の敗北者の姿でした。 ここに、また一人のアメリカ人青年の話があります。彼は良くないと思いながらも、ポルノ映画にはまってそこから抜け出せずにいました。そして、ある時ニューヨークの夜の街角で売春婦の誘いを受けました。彼は蛇に睨まれた蛙のように引きずられて行きましたが、最後の瞬間に「Oh,No!」と叫び、そこを飛び出して夜の街を駆け抜けました。そして公園のベンチに横たわって夜空の星を見上げた時の言葉に表せない美しさ。彼は心の中から溢れる喜びで「勝ったー!」と大声で叫びたかったのです。 それは本心と良心の喜びであり、それを見つめる神様の喜びでした。彼はいずれ人生の勝利者になるでしょう。

修練生の感想

第219回14日修 西東京 K.H (26) F

 済州の地に神様が呼んで下さった事に感謝の思いで一杯です。14日間は毎日毎日新しい命が与えられ、たたただ神様の愛と許しの中で生かされている日々でした。御言を受けて行く中で、神様が歴史の背後でただひたすらに変わらない姿勢で信仰を持ち続け、愛を与え続け、従順しつづけてこられた事を知りました。
  お父様が生涯をかけてサタンから勝ち取った御言を簡単に聞く事がどれだけの恩恵であるかと感じる日々でした。家庭を持つということは、神様の夢を果たす一歩であると同時に自分の事情、心情を越えて行く闘いである事を学び、日々の信仰生活での結果が出てくる場所である事を思いました。


第219回14日修 南東京 T.C (32) F

 14日間、本当にあっという間でした。私にとっての久々の長期の修練会で、日頃の歩みのいろんなものを背負って怒涛の如く滑り込んで来てしまった済州島。そして私にとっては6年半ぶりに再び神様によって導かれ、またこの地に来る事になりました。
  S講師さん、Mお姉さん、Uお姉さん、そして愛する二班のメンバー。来る前は12月に来てしまって本当に良いのかなあという不安もあったけど、こうして振り返ってみると、この時に神様が呼んで下さったんだなあと思いました。私の人生も常に神とサタンの一線の中、本当に多くの人に支えられ、投入され,生かされてきた事を実感しました。


第219回14日修 沖縄 N.S (39) F

 講義を通して原理の内容を整理する事ができ、成約摂理の学びから新たに知らされることも多くあり、神様と真の御父母様の復帰摂理における悲しみと苦労を一部分ではありますが感じる事ができました。
  真の御父母様の勝利基盤の上で歩ませていただき、神様のみ旨成就に向けて精誠を尽くす事ができるということは本当にあり難いと思います。どんな時も神様の立場に立って良心に問いかけながら、より良くより早く成長できるように、済州島で出会った神様を思い出しながら前進して行こうと思います。


第219回14日修 西北東京 E.S (39) F

 今回は信仰生命をかけて何かを求めて参加したのではなく義務的に来てしまいまいたが、やっぱり神様は愛でした。私の信仰生活はいつも韓国での修練会を通して大きく飛躍してきました。こんなにも御父母様の御跡が身近にあり、祈れば近くに感じ、家族として招かれるような感覚が訪れるとは思ってもみませんでした。スタッフはとても家族的です。
  今回は男性は一人でしたが、それは私には修練でした。しかし、周りに合わせることなく、聖地で祈ったりボランティアで奉仕したりと父子の因縁を復帰する良い機会だったと捉えています。
  最後に、講義の中で一番与えられたのは「アベルの使命と伝道」の中で、指導者とは責任をとるというところです。生命と取り換えるものとなるところが心に響きました。振り返れば私は責任心情がいつも足らなかった事を思い、そこだけは信念を持って貫きたいと思いました。


第219回14日修 中央神奈川 Y.Y (29) M

 済州島は本当に自然が美しくて、観光の日は雪が降ったりしましたが、毎日目の前の海の景色や色が違い、本当に神様が愛されている地だと思いました。お父様が精誠を積まれたこの地でこうして修練会に出られた事を神様に感謝します。
  今回特に感じられた内容は、人間が堕落した時、ただ一人愛する子女を、愛する妻エバを奪われた時の神様の悲しみの心情です。今まで分かっていたつもりでしたが、本当に神様がどれほどに悲しく辛い思いで私達人間を見つめていたのか実感できずにいました。
  最初から怨讐を愛する事ができた神様ではなく、神様でありながら身もだえし、葛藤した内容をこえて愛の足りなさを御自身が悔い改めながら、真の愛でサタンを屈服させてきたと知り、改めて怨讐を愛するということについて考えさせられました。
  サタンにないものは真の愛であり、サタンに出来ない事は自己否定、自己犠牲だということをもう一度心に刻み、興南においてお父様がご飯を半分から一人分に戻した時、心から感謝したという内容を思い出そうと思います。

研修院の足跡

11. 日本女性指導者5万名教育(11)

 夫婦が出会うということは一人の男性と一人の女性の出会いという単純なものではありません。人間は小宇宙であるという表現があるように、人間の肉身も霊の体も宇宙全体に負けない複雑で高度な機能を備えています。愛の世界においても、夫婦の愛は限りなく立体的であり代表的愛なのです。
  家庭においては夫は全ての男性格を代表し、妻は全ての女性格の代表です。神を中心として一体となった夫婦の愛には、年齢や立場の違いを越えて互いに異性の世界とも心情的に融和する力が内在しています。
  また夫婦は人類の半分を代表し、本然の愛で愛し合う事は全ての男性、全ての女性を愛したと同様の価値を生み出します。その事が分からず、自分は自分だけの為の小さな存在に過ぎないと考えるところに無責任性に由来する多くの犯罪行為が生まれ、人生の悲劇が始まるのです。
  さらに、夫婦は天宙の全ての陽性と陰性を代表し、二人が一体となった位置は宇宙の中心としての重さを持つようになります。

観光スポット

山房山(サンバンサン)

山房山(サンバンサン)

 自然の生み出した造形美として、済州島の観光地の中でも際立ったスポットの一つです。海抜395m、周囲1.2kmで粗面岩質の安山岩からなる鐘状火山です。噴火口がなく漢拏山の頂上を切り取った程の大きさで、それにまつわる伝説も残っています。
  山の南西斜面200mのところにある海蝕による天然石窟には石仏も納められ、山房窟寺として信仰の対象ともなってきました。

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