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済州島便り vol.028(2009/11/15)

周藤先生の講義

4. 人間の堕落(1)

周藤先生

 夫婦の愛には、他の愛にはない特性があります。夫婦の愛は分割することが出来ず、分けられた瞬間にその本質的な価値を失ってしまいます。離婚の原因の半分は不倫だと言われます。夫婦は神の父性、母性を有形な世界で表すものであり、お互いに対して唯一性、絶対性を前提とする為、それが失われた時には、その夫婦関係そのものの存続ができなくなるのです。

 かつてアメリカにおいてとても幸せな家庭を襲った不幸な出来事がありました。夫は会社の重役であり、とても美しい奥さんを持っていました。二男一女に恵まれて幸せな家庭生活を送っていましたが、ある時この夫人が一人旅に出かけた際、リゾート地で偶然にかつて付き合いのあった男性と出会いました。旅の解放感と昔懐かしさの中で、彼女はその場限りと思いながら、この男性と一晩を共にしました。けれども、その関係は一度で終わらず愛引きが重なる中で、夫の知るところとなりました。以来、夫婦の間で激しい言い争いが繰り返されるようになりました。

 その両親の険悪な関係の中で、長男は麻薬に手を染めるようになりました。弟はお兄さんのことを心配し、繰り返しそれをいさめますが、ある時それに腹を立てた兄はピストルを引き出し弟を撃ち殺してしまいました。その現場を目の当たりにした妹は、いたたまれず家を飛び出してゆきました。そして半年余りの後、身も心も荒んでしまった妹が家に戻った時には、そのお腹に父親も定かでない子供が宿っていました。この夫人が出来心で走ってしまった一度の不倫の行為が家庭全体の幸福を破壊する原因となった典型的な話です。

修練生の感想

第70回成約摂理特別修 北神奈川 H.D (28) M

 今回参加させて頂いて、最初はただ家庭修に参加するために必要だからという理由でしたが、講義を聞く中で、なぜ必要か分かりました。本当にお父様が直接教育して下さっている時間だと感じました。母親にとって忘れられない済州島だと聞いていましたが、その母から導かれたものとして、祈っている中に、自分にとっての故郷のようにも感じました。90年代お父様がいらっしゃり、語られた御言を学ぶ場がここであり、済州島でしか感じれない心情、神様の心情、父母様の歩みがあると感じました。お父様の魂があると祈っていて思いました。講義において、復帰の闘争を見る中に、メシヤの価値と血統転換の重みを感じました。復帰摂理の複雑さの中に、神様の今日に至るまでの困難と苦労を感じました。その土台の上に今があり、私があり、祝福を受けさせて頂いたことに感謝しました。この時に再び祝福講座を学べて良かったです。当たり前を当たり前と思ってはならないと思いました。


第70回成約摂理特別修 南埼玉 D.T (37) M

 あっという間に過ぎた修練会でした。本当に素晴らしい環境の中で、修練会に参加させていただきとても感謝しております。神様が本当に私の事を愛しておられる事、そしてこんなに近くにいて下さった事、変わらずに見つめ続けておっれた事を修練会を通して感じました。特に今日の野外祈祷会で、海に向かって祈っている時に灯台が見えて、それがお父様に見えてなりませんでした。灯台は私たちが行くべき道を示してくださり、私たちが見ていようが見ていまいが、いかなる時でも光を与え続けて下さっている姿が、お父様が私たちを愛する姿に見え、私たちはお父様の光に従って行って、必ず灯台の元に行かなくてはならないと感じさせられました。また、講義の中で何回も、責任を持って来られた神様だというお話をされていましたが、本当にまだ責任を持てていない自分なんだと、三日の生活を通して感じました。


第70回成約摂理特別修 宮崎 T.T (36) F

 今回この修練会に参加して、沢山の恵みを頂きました。祝福を受けて家庭出発に向けて進んではいますが、これでいいのだろうか、これから大丈夫なのかという不安を強く持っていました。主体者を心から受け入れることが出来なくて悩んでいました。講義では四大心情圏と堕落論、復帰原理を中心に学びながら、祝福の意義と価値について改めて学びを深めることができました。堕落した結果の世界やアダムとエバを失った神様の心情を知れば、今このようにメシヤと出会い、祝福を与えられた事がどれほど尊いものかを気づかされました。また、歴史を学ぶことで女性の役割が如何に重要でかつ未来をも左右する使命があることを知り、これから家庭をもつ者としてとても勉強になりました。相手をありのまま受け入れ、尽くして愛して行く真の愛の実践が今の私に必要だと思いました。愛されたいではなく、与えて、与えて忘れる・・言葉にするのは簡単ですが、そのような女性になれるよう頑張りたいと思います。


第70回成約摂理特別修 中央東京 K.K (40) F

 この数年、御言を聞くと多くが鋭い刃物となって閉じこもりがちな心になっていましたが、この期間、この済州島修練会でのみ言は、素直に聞くことができ「親」なる神様を意識する尊い期間でした。野外祈祷会でも暖かい海の音、星空に包まれ「私」が祈る前に、神様が既に祈って下さり、信じてくださり、願いをかけて下さりながらじっと待っていて下さっていた事を感じることができました。「私を見られたら神は苦しいに違いない、全人類を愛される神だが私だけは違う」そんな思いにおそわれる事が多かったのですが、それがどんなに愚かな考えかも感じました。家庭出発前に義務化されている事は、本当に感謝です。義務化されている事はアボニムの深い愛なのですね。


第218回日本指導者特別修(14日修) 北東京 O.N (34) F

 この2週間すごく癒された修練会でした。神様が私の事を待って下さっているのを感じることができました。初めて聞く御言も多く、原理が具体化されてきて、生活の中で原理的に生活するというのが考えられるようになってきました。愛においても、神様が私たちを創造して下さった時に学べばいいし、真の家庭を築くにおいても、本来のアダム家庭を学べばいいし、女性の信仰においても、リベカ、マリヤ、タマルの信仰と教訓と情の流れに照らし合わせて神様の願いに立ち返って行けるように頑張ればいいんだと、素直に感じ、知ることができました。人類歴史はいつも同じような感情が湧き、その思いに惑わされてサタンにやられてきた歴史なんだとすごく良く分かりました。その湧きおこる思いを客観視し、主管して行けるように自分も闘って行かないといけないと思いました。御父母様の「天宙主管の前に自己主管」というのが強く突き刺さりました。御父母様は心情的にも肉体的にも多くの十字架にかかっていかれて、それを全て感謝に変えて神様を誰よりも愛し、私たちを誰よりも愛して下さっている事がすごく分かりました。誰よりも神様と御父母様を愛する二世を授かりたいです。


第218回日本指導者特別修(14日修) 中央神奈川K.Y (29) F

 14日間の修練会を振り返ってみて、大きくは「原理の生活化」「成約の御言の学習」「自分の価値観を新しくする」という3つが私の得たものでした。今までの古い価値観や自分とサタンで作り上げてきた鎖から解放して頂き、新しい出発をしなさいと背中を押されています。誰にも言えなかった悩みをM講師が太陽みたいにカラッと温かく蒸発させて下さいました。ありがとうございました。
  2日目にお祈りしている時、「神はこの修練会で私に何を望まれているだろうか」と尋ねていると、「生育せよ」という短い答えが返ってきました。それで「個性完成だ!自分の課題を克服しよう」と思って数日過ぎた頃「主体者が神様と出会えるように祈り、神様の代わりに主体者を支える、為に生きる精神を求められているのではないか」と思うようになりました。講義で「アダムは神の実体、エバは神の妻」という内容を学んだことが、自分を徐々に変えて行きました。成約のみ言は本当に素晴らしいと思います。また、良心の声に耳を傾け、オモニムのように「何事も即断してはいけません」と、まずは、神様、父母様に報告相談するという原理的生活の大切さを学びました。11月21日、宣誓式をして祈りを捧げる時は、感謝と決意の為に涙が沢山出ました。その日、祝福を受けて2年5カ月目にして初めて、私から「愛してます」ということが出来ました。心底そう言いたくなるまでずっと口に出さずとっておいた言葉なので、この日は記念すべき日になりました。


第218回日本指導者特別修(14日修) 北東京 Y.H (34) F

 14日が本当にあっという間でした。初めはただ家庭修に出る為に必要だから、久しぶりに御言が聞けるから、という薄い動機でしたが、先生方の熱い講義とお父様の霊的な守り、済州島のきれいな海にすっかり心が洗われて、復興させていただきました。
  また、創造原理や統一思想を通して、神様の創造性や人間の素晴らしさについて再認識させてもらったり、堕落論では自分達の生活の中の行動や心情がどういう風に堕落と関わっているか、ということを具体的に教えていただいたので、自分の中の堕落性や様々な行動について、むやみに自分を責めずに祈るきっかけになりました。他の講義でも今まで知らなかった神様の心情を知ることができ、また少し神様が近くなりました。
  それと、相対関係や家庭出発に対して、様々な証やアドバイスを下さったのがとても為になりました。特にM夫人の証は、想像をはるかに絶する内容で圧倒されてしまいました。自分だだったらすぐに日本に帰ってしまいそうな環境の中で、沢山の試練を越えて、今では「主体者の事が大好きになった」と明るく笑われるM夫人は本当に素晴らしいと思います。


第218回日本指導者特別修(14日修) 北東京 K.M (34) F

 御言を受ける中で、今までの人生でいつも引っかかり、恨になっている所の心情が込み上げてくる事がとても多かったです。両親(夫婦)の仲が良くない事や親子関係、特に母親に対しては大好きな存在であるのに近づけないし、話せない、どうして接して良いのか分からず、いつも苦しく愛の減少感を感じて来て、御言を聞いてからは愛されなかったという恨になっていたという事に気付きましたが、ずっと克服できずに来ました。講義中、家庭の話や夫婦の話、親子の話になるとすぐ涙が出てきてしまいます。
  面接でお母さんの事も祈ってみたらいいと言って頂き、野外祈祷で思い切って祈ってみました。今までもそこから逃げてきたので、神の前に祈る事さえ言葉にすると何かを失ってしまいそうで祈れなかったのですが、グランドのアボニムの乗られた船に背を寄りかけたらアボニムが支えてくれる感覚がして、初めて声を出して涙を沢山流しながら祈りました。家庭出発前に少しでも親子関係を克服していくために向かい合う場を与えて頂いたのだと思います。
  講義でもたくさん与えられる事がありましたが、中でも内的摂理を受講し、真のお父様に対しての確信が大きく持てたように思います。天宙の事から個人の事まで、そして私一人の事まで愛して下さっている事が良く分かりましたし、苦難の路程が私たちの祝福の為だったんだと思うと、限りない感謝の気持ちで一杯になりました。


第218回日本指導者特別修(14日修) 北東京 S.K (34) F

 今回は、日本でどこへも行き場がなく八方ふさがりでの参加でした。自分を整理したりするには、必ず原理、神から来る真理が必要だということを、まだ自分が何か解決した訳ではないけれど、確信している面があります。今は頑張れない頂点にありながら、講義の最中に「本当にお父様はメシヤだ。私、お父様について行く」と思っている自分を発見しました。
  お父様は私を生かす為にこの路程を行ってくださったと、メシヤの路程と私個人の接点が初めて付いたのは大きかったです。済州島修練会に入院みたいな2週間でした。神様との関係、御言の学びと、生活圏の中で本当に基本的な事からやって行きます。しぶとくこの道で生き残っていきます。


研修院の足跡

11. 日本女性指導者5万名教育(10)

 夫婦の愛には他の三つの愛には見られない特異性があります。その第一は肉身の一体化を伴い、そこから子供たちが誕生するという、神様の創造に似た神秘的な世界があるということです。本来、夫婦の愛以上に神聖なものはありません。第二番目は、夫婦の関係には唯一性があるという点です。夫婦愛の成長と完成があるとすれば、お互いに対する絶対愛と絶対「性」を誓った上でのみ可能となるのです。万物の世界は繁殖と生存をもって陽陰の関係の意義を満たすことができますが、人間には愛の完成というより大きな目的があります。 第三には時間的な制約があります。聖書では「取って食べてはならない」という神の戒めとして表現されています。それは生育と成熟という前提の上で初めて成り立つ愛である事を言った言葉です。未熟な果物は食べておいしいものではなく、未完成の機械はその本来の機能を発揮できないばかりでなく、それを完成品のように扱うことは大きな危険性を伴います。 子女の愛と兄弟姉妹の愛を体得した土台の上で、神様の祝福を出発点としなければなりません。

観光スポット

カメリア・ヒル

カメリア・ヒル

 カメリアは椿ですが、韓国語では冬栢花(トンベッコ)と呼ばれます。中国、韓国、日本などのアジア太平洋地域の椿はもちろん、欧州に生育する60種類を越える椿が散歩コースに従って植えられています。海抜250mの比較的高いところにあり、ベニカナメモチ(葉の紅いいばら)、ホウノキ、野生花の散歩道等、一時間余りをかけてゆっくりと思索にふける時間を送るのに最適の場所です。

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